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読み聞かせ 低学年 [本]

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入学前説明会や講演に行くと、「子供へ本の読み聞かせをしましょう」とくどいくらいに言われます。
と言って実際低学年の子にどんな本を選んだら良いのか、中々難しいものがあります。
うちの子の場合、眠る前に絵本を開くと中の絵に見入ったり、その絵の中から本筋とは全く関係のない箇所を指して質問してきたり、どんどん脱線して中々話が進まず盛り上がって興奮して寝付けず、という事態になる事も多くて
「よし、眠る前に読むには眠気を誘う本に限るな!」
と少し長編のものを選ぶようにしています。

これが意外にお話を聴いたり考えたりする訓練になるんですよ。
私の娘は話を聞くという事が苦手で、それは例えば「危ないから、そこに登るのはやめようね」と注意したとすると「なんで?」と質問してくるレベル。
要は最後の「やめようね」しか聞いておらず、始めの理由の部分は右から左の耳を通り越していくといった具合です。

困ったな、なんとか人の話を注意して聞けるようになってほしいなあと思って、手作りのお買い物ごっこカードなどを使って色々と遊んでみたりもしました。

(こんなやつ)
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「今日のおかずは野菜スープです。材料は玉葱、人参、キャベツ、ジャガイモ、トマトです。食後にリンゴも食べます。材料を買って来てね」
と一通り覚えさせてテーブルを三週回って5回手を叩いた後お店に買いに来る。といったような遊びです。
子供は喜んでやるし、遊びの中ではわりと上手くやるものの、日常に生かされているかはギモンが…なかなか難しいです。
付き合って遊ぶのも大概疲れますしね。
(因みにカードの裏には数字が書いてあって、足し算のお勉強にもなるんですよ)

そこで長編物語の読み聞かせです。寝る前なので構えずまったりのんびり聴く態勢です。
時々「何でこんな事したんだろうね」とか「これって誰の事かな」「この後どうなると思う?」と質問を差し挟んで物語について来ているか確認します。
最初の頃は「わかんない」という返事だけだったのが、続けてゆくうちに段々長文にもついてくる様になりました。
あと「どういう意味か分からない」部分をちゃんと質問してくる、と言うのも成長を感じるポイントです。

30分も集中してお話を聴くとやはり疲れるようで寝つきも良いですし、親も物語を読むのは楽しいし、小さな子供に物語性のある長編ものも悪くないなあと思います。
それ程深くは理解していないでしょうが、後で読み返してもしみじみと何度も楽しめるのが本の良さですし。

この間「メアリーポピンズ」を読んでいると当ブログにも書きましたが、他にも「ちいさいモモちゃん」(これはいくつもの短いエピソードから成っている本)のシリーズや「ルドルフとイッパイアッテナ」のシリーズなども子供のお気に入りです。
ルドルフ~は毒蝮さんの声で脳内再生される方も多いかもしれません(笑)大人でも笑って泣ける名作だと思います!
子供向けの楽しい本があったら教えて頂けたら嬉しいです。

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ではでは。


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