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少子化 問題 [社会]

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朝日新聞さんが元・米国国務長官のコリン・パウエル氏に日本の少子化問題について意見を求めたという記事です。

「日本の若者よ強くなれ」パウエル元米国務長官
http://www.asahi.com/national/update/1211/TKY201212110816.html

米国の現・国務長官はヒラリー・クリントン氏ですが、パウエル氏はブッシュJr政権時の最初の国務長官ですね。
軍人としての実績も名高いとか…
今回は著書の刊行記念として来日しているそうです。

記者は日本の『草食系』の若者へメッセージを求め、パウエル氏は「取材時間の終了間際に長い時間を取って」答えて呉れたとのことで、その熱い人柄も伺えます。
氏の言葉に「たんぱく質をとる事」「野菜を食べて」などとあって『草食系』がベジタリアンのニュアンスで伝わってる?と少し疑問もありますが、とある高校でのエピソードで
「彼女は勇気があった。メモなしに質問したわけですから、きっと草食系ではないと思います」
とありますから、何となく文脈から意味は伝わってるんだろうなと思います。

で、若者に対して「低いレベルの成功で満足するな。困難に立ち向かう筋力をつけなされ」と言っておられる。
私自身は若者ではないですけど(笑)、それでも自分にとって耳の痛い意見であり、自分の子供にも強くあって欲しいなーこれはおっしゃるとおりですわーと思いました。
あと、
>鏡をみて、自問自答していただきたい
というのは凄くアメリカ人らいいマッチョな意見だと思いました(笑)。アメリカ人ってよく鏡見て「お前は出来る」とかいう自己暗示かけてそうな(勝手な)イメージがあるので。
日本人も鏡を見ながら「東北大学だろ!ウインドノーツだろ!(鳥人間)」みたいな感じで発破をかけろと言う事でしょうか…違う?

少子化については「米国の高齢化は移民の受け入れによって深刻な問題に至っていない。日本の方が深刻な問題だからこそ日本の若者はより重要であり、強くなければいけない」というような事を言っています。
記事には記者によって「彼ら(←移民の事)のおかげで」と()書きで付け加えられていますが、パウエル氏は単に事実を述べているだけで「お陰」というニュアンスではない気がします。
アメリカ人は移民の受け入れによる様々な面での調整の難しさを実感していると思うので、あえてそこは強調せず日本に合った解決策を見出しなさいって事だと思います。

当たり障りのない意見というよりは真摯に答えてくれている感じで、色々と考えさせられるものがありました。
それでは。


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